勝負弱さ

テレビでよくある、人生で点数をつけてそれをグラフ化したやつ。今の点数は30点付いたら万々歳だろう。なにも勉強していない。というか、必死になってない。何に対して必死になりゃいいのかすらわかってない。いつからこんな人間になったんだろう。

中学の時始めてピークを迎えた。中学一年のとき、部活は卓球部。といっても、校内で1,2を争うハードさの部活で、よく走らされた。学校の周りを蓮根田が覆う学校で、その中に作られた細い畦道を走る。夏は水たまりに蚊柱ができて体中に蚊や小さい虫がくっつく。夕方まで部活に出て、朝練に通う日々。土日だって学校へ行く。きつかったけどちゃんとやってた。勉強も両立してた。さらに遡れば小学生のころもソフトボールや水泳をやってた。スポーツをやってる頃は活き活きしてたなぁとか思う。

第二のピークは浪人時代。あの一年があったからじっくり考えることができるようになった。何度も書いてる通り、結果はだめだったけど、現役でそのまま進学してたらどうなってたかは想像もつかない。たぶんもっとだめになってたかもしれない。

さいころから負けず嫌いだな、と言われ、勝負事には勝たないと気が済まない性格だった。今もそう思う、というかあまり変わってない。変わったのは勝負に対するとらえ方だ。悔しいことに、ここ最近、数年は負けてることが多い。中学の時は公式戦、練習試合、ともかく試合をしたらスコアをノートに書き残し、顧問に見せるというのをやってた。どうしたら勝てるか、次は失敗しないと。今も負けず嫌いなのは変わってないはずなのに、何が違うのか、それは「負けたくない」という気持ちの裏にある「負けるのが怖い」という気持ちかもしれない。高校の時数学の先生に「おまえは絶対取れる問題も思い切って取ろうとしない、申し訳なさそうに取る」と言われた。負けても後で言い訳を作ることで自己防衛に回る。いったんその循環ができてしまうと負けることに慣れてしまう。どこかで昔はすごかったとか、まだ本気を出してないだけとか、ありもしない余裕を作り出してそこに座を組む。今の自分はそんな状態なのかもしれん。

こうやっていろいろ模索しては消え、宙ぶらりんな生活。親に迷惑かけてばっかり。今年からは就活。いやな言葉が嵩む。テスト。今立ちはだかる壁から逃げたくて、ほかのことしたくなる現象にだれか名前を付けてくれ。