気休め、的な。
自分の受験期を振り返って反省してみるとか。
自分の受験期は結構勉強したと自負してて終わった後も(失敗したにもかかわらず)すっかり気を抜いてしまってダメ文系大学生の典型となってしまった。失敗した理由とか、もっとこうすればよかったとか、考えても(終わったものだし)無駄なので考えなかったことに最近気がついた。ので反省する。
- 受験校の選択
後がない浪人は確実、がけっぷちということを意識しなければならない。前期はともかく、後期は安全志向でいくべきだった。自分の場合、前期不合格で第一志望と同じ所に突っ込んだところ、センターの第一選抜より2点上で二次試験も見事に大破された。ところが、過日成績開示を行ったところ、後期のほうが点数が良かった(最低点-5点)。要は後がある、という安心感が油断を作ってしまった。後センターが取れた、というより現役時代がひどすぎてその差にちょっと調子こいた。
- 模試の過信
はっきり言って模試判定には効果はない。どうしてもタイムラグがある。自慢じゃないが第一志望の大学別模試で成績優秀者として名前が載ったけど、浮かれました。一番正直なのは模試を受けた後の自分の手ごたえ。判定は良くても、その時点での実力が評価されるだけであり、その後の伸びしろも考慮されている判定。その模試を受けた後、自分ではそんなに良くできたとは思ってなかったし。模試が良かった人も悪かった人も本番は同じ位置にいることを自覚すべきだった。
- 具体的な勉強の仕方
国語はひたすら要約をやってた。センター試験で一番伸びを実感したのが現代文だった。最初はすごく時間をかけていたら添削してくれる先生によく褒められたけど、もっと早くしようとしたらちょっと雑になる。量をこなすうちにコツをつかんで現役が多分50点くらいだった現代文が浪人して9割を取れた。漢文に関しては特に対策はせず、古文は問題集をちょろちょろとやってた。古典のほうは高校の時の貯金が生かされた気がする。国語の失敗は2次の古典。2次は文語文だから古典は大丈夫とか思ってたら古文が出た。しかもとっつきにくい江戸の。あとはアウトプットに回りすぎてインプットを怠ったこと。現代文といえど、日本語の試験。語彙をインプットしたり感覚的にではなく、平易な言葉で表したりする訓練ができてなかった。数学は逆。インプットに回りすぎた。一応復習もやってたけれど、新しい問題にそれを応用させることが足りなかったかも。本番で失敗したのは、なんというか、そのせいではない気がするんだけど…。英語は失敗したのが明らかに後期2次だった。超長文を読ませて200字程度の記述の嵐。後半期に英語の勉強としてあてたのが京大の和約問題ばっかりだったので英文をまとめることをあまりしなかった、過去問の研究不足、そして復習が不完全だったこと。ノートに不明な単語をストックしてたけど果たしてどれだけ覚えたか謎だったし。世界史はインプット不足でした。完全に。余談だけど世界史の論述って結構役に立つなーと思ったり。要点をまとめるってのを最初からやろうとするでなく、時系列、地理を整理して、そこに用語を並べていく。ポイントポイントを押さえて、線で結んでいく作業。点がいくつかあって、それを適当に結んだら一本で結べなくなる。やり方は複数あれど、きちんと一本で、できるだけきれいに結んでいくのが世界史の論述だと思った。理社についてはセンター2週間前に詰め込んだだけなので割愛。