憧憬。
ここ最近グダグダしてたことにキリをつけた。始まったものは終わってしまうっていう虚無的な考えはなくもないけど、実際そうなってしまうとやっぱなんだったのかなあという後悔が非常に後味が悪い。今までのことを糧にして、とか活かしたいとか思うべきなんだろうけどそんなに綺麗な人間じゃない。一方では、しばらくその問題にとらわれなくてよいという開放感がある。すべてが過去に消えてしまったけれど、何か今やこれから先に残るものがあるのかな。
就職活動とか、単位とか、資格とか目標持ってやることがめんどくさくなって、やる意味とか実利性とか考えだして、さらに嫌になって。今さえ楽しけりゃいいなんて思うけど、自分とその周りの環境しか考えてなくって、その環境がずっと続くわけないもんね。みんなそれに備えて何かしらに励んでる。何も考えてないけど、なんかやらなくちゃっていう義務感というか背徳感みたいなのにさいなまれて結局すべてがいやになる。
空を見る。去年もこうして空を眺めていたのかなあ。夏は空を見ることが多い。なんでだろう。何もない空にまぶしく輝く太陽の眩しさはもちろんとかもくもくとゆっくりのんびり漂う雲とかみるのが好きだ。夏の高い空に、黒い雨雲じゃなく、真っ白で、大きくて、闊達な雲。憧憬。