ぼくのなつやすみ中

  • 9月10日(木)自然

免許取得4日目(俺)と、2日目(huacha)でいよいよくじゅう〜阿蘇デンジャラスドライブ。が、レンタカーが駅近くはどこも借りられており、地元チェーンのオーイタレンタカーでやっと空きが見つかる。零細かと思いきやサポートが非常にしっかりしていてびっくりした。これは失礼、さすが地元企業。大分で車を借りて3人目の参加者id:spiral_82を迎えに別府へ。初めはhuachaが運転手、で九重町の「九重“夢”大吊橋」を目的地に。huacha君の運転は結構安定していてとりたてとは思えないほどうまく、やまなみハイウェイを順調に西へ走った。
橋は吊橋では日本一の高さを誇り、吊橋だけあって、揺れる揺れる。断崖絶壁の渓谷の上に造られているので高さもなかなかで、数名怖気づいていた。でもなんとか渡りきることができたようで、よかったよかった。

九重からは昼食場所を飯田高原長者原を目的地に据え、いよいよ俺の運転する出番だ。初めはだいぶぎこちのない運転だったけれど、まぁMTではないので割と落ち着いて運転できた。九重郊外へ出て飯田高原に入ると久住連峰の雄大な眺望を横目に運転した。興奮したけど、運転中だからと、二人に諌められる。俺は休日サービスのパパか。長者原では遠足か何かで小、中くらいの学生がたくさんいた。こんな自然豊富で眺めのいいところに遠足で行けるなんて、楽しいだろうな。3人で昼食を取ることにする。
飯田高原を後にし、目指すは大観峰。あたり一面緑しかなく、非常に心地よく運転できた。大分県を出て熊本・阿蘇大観峰では外輪山とそれに囲まれる盆地を眺めてため息をついた。風が心地よく、雲も少なく、空が美しかった。ここ、中九州は空と空気がきれいだ。余計なものがないからどれも太陽の陽に照らされて輝いている。青々とした空と、生い茂る緑のコントラストがたまらなく美しかった。そんな形容も軟弱で、文字や写真だと弱く残ってしまうのが残念なくらいだ。ここではおやつでプリンの上にソフトクリームを載せた大きなデザートを三人で食べ、かなり満足した。
引き続き阿蘇中岳を目標に車を走らせる。かっこいいように聞こえるかもしれないけれどバンパーには緑と黄色のあれ。そう、立派な初心者運転期間中。阿蘇までの道のりももちろん、一面緑だった。阿蘇ケーブル駅からはケーブルと車両方で行けるのだが、ケーブルは中止中で、しかも車が安かったので車で行った。無事、阿蘇中岳に到着。

阿蘇の山から下界を望む、緑の眺望、天界を覗く、岩肌むき出しの火口。どちらも自然のすごさを見せつけられた。二人は終始はしゃいでいた。やれやれ。
念願のくじゅう、阿蘇ドライブ探訪を成し遂げ、朝地まで運転してhuachaと交替し、大分駅で解散した。見る物も食べ物もすべてが素晴らしくて、でかくて、表現できないのがもどかしい。